黒曜石の鏃（やじり）のようなものを色硝子で作りたくて迷走。こうして並べると出土した副葬品みたい。。。

最初は平たくつぶした雫形の縁に削り跡のような模様をつけて紐通し穴をつけた感じで考えてました。で、石っぽさが出るかなと不透明色を混ぜてみたのですが、何かイマイチ。形もちょっとぽってりし過ぎに思えます。

透明色だけで重ねて作ってみて少しシャープさを…とやっていたら冷えてしまったらしく、最後の最後で取り落としえらいことに…(T_T)

形も定まっていないのに色を重ねて大物を作ろうとしたのがいけないな、と反省し、単色で小さめに試作。シャープにしてみて(左)、やっぱり丸っこくしてみて(右)…うーん…。

紐通し穴を作る段階で失敗しやすいので、本物の石器のように根元を紐でくくる形にしてはどうか、と思い、刀の柄のようなものをつけて、刃先をシャープにしてみました（左）。実際紐でくくってそこからぶら下げてみると刃先が真っすぐ下に垂れないことが判明し、穴を開けてみました（右）。

1つ前の試作のループ部分をシンプルにしてみたもの。形が悪くなったし割れたし。。。戻そう。

当初構想していたカタチとは違うものになりましたが、この形で完成。

色違いも作ってみました。やりたかった色重ねも。単色も硝子の厚みで濃淡が出て綺麗ですが、もっと不思議な組み合わせの色重ねもしてみたい。